この記事では、Ledger Nano S の復元方法(リカバリー方法)を解説します。
復元は、Ledger Nano S が壊れた時などに行う作業ですが、壊れていなかったとしても予め復元できるか確かめておいた方が安心です。
もし、Ledger Nano S が故障して、リカバリーフレーズが違っていたら・・・ アウトです。セルフGOXしてしまいます。
ですので、そういったことにならない為に、予め復元できるかチェックしておくほうが無難です。
私の場合、予備のレジャーナノSを1つ持っているので、予備のレジャーナノSで復元できるか試しました。
ですので、予備のレジャーナノSを購入しておくことをお勧めしますが、もし予備を持っていない場合は、仮想通貨を送金する前に復元してみることをオススメします。
予備を持っていない場合どうやって復元するのかと言いますと、「レジャーナノS」のPINコードを設定したりリカバリーフレーズをメモして初期設定した後、仮想通貨を送金する前に、一度初期化して復元してみるのがいいです。PINコードを3回間違えることで初期化できます。
送金する前だと、万が一、リカバリーフレーズを間違えてメモしていたとしても、もう一度初期設定して新しく生成されたリカバリーフレーズをメモすればいいだけです。
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この記事の目次
レジャーナノS を復元(リカバリー)する方法
まず、予備のレジャーナノS(新しいレジャーナノSまたは初期化されたレジャーナノS)をパソコンに接続します。
レジャーナノS をPCにつないだら、左右ボタンを同時に押します。
次に、ボタン操作の説明が表示されますので、左右ボタンを同時に押します。
「Configure as new device?」と表示されたら、左ボタンを押します。
「Restore configuration?」と表示されたら、右ボタンをクリックします。
「Choose a PIN code」と表示されるので、左右ボタンを同時に押します。
PINコードを設定します。
「Confirm your PIN code」と表示されるので、左右ボタンを同時に押します。
確認のために、もう一度PINコードを入力します。
「Enter your recovery phrase」と表示されますので、左右ボタンを同時に押します。
「Select the number of words to restore」と表示されるので、左右ボタンを同時に押します。
「24」を選択して、左右ボタンを同時に押します。
ここからは、24単語のリカバリーフレーズを入力していきますので、メモしたリカバリーフレーズを用意してください。
「Enter first letters of word #1」と表示されるので、左右ボタンを同時に押します。
まず、「1」にメモしてあるWordを入力します。左ボタンまたは右ボタンでアルファベットを選択して、左右同時で決定できます。
アルファベットを3文字程度入力すると単語の候補が出てくるので、該当する単語を左または右ボタンで選択し、同時押しで決定します。
次は2つめのWordを入力します。
「Next, enter letters of word #2」と表示されますので、左右ボタンを同時に押します。
同じようにWordを入力し、該当する単語を選択します。
同じ流れで、24の単語を入力していきます。
24単語の入力が完了すると、「Your device is now ready」と表示されます。
この表示が出ると復元が完了です。
※もし、リカバリーフレーズが1つでも間違っていると、「Recovery phrase is not valid」と表示されます。
もともとインストールしていたアプリは、インストールし直す必要がある
※もともと「レジャーナノS」にインストールしていた通貨別のアプリが表示されない場合、「Ledger Manager」でアプリをインストールし直す必要があります。
私の場合、リップルを保管していたので、復元後、リップルのアプリをインストールしました。
一応、アプリのインストール方法を解説します。
Google Chrome(グーグル クローム)を起動して、「アプリ」をクリックします。
「Ledger Manager」をクリックします。
リップルの「↓」ボタンをクリックしてインストールします。(リップルの場合)
レジャーナノS の右ボタンを押して、インストールを許可します。
これで、アプリのインストールができました。
リカバリーフレーズを間違って入力した場合
24の単語を入力中に間違えて入力してしまった場合、単語を選択する前であれば、「Clear word」を選択し同時押しすると入力し直すことができます。
しかし、間違った単語を選択してしまい、次のWordに進んでしまった場合は、24の単語すべてを入力後、再度1つ目から入力しないといけないようです。
その場合、24の単語を最後まで入力した後に、「Recovery phrase is not valid」と表示されますので、左右ボタンを同時に押し、再度1つ目から入力していきます。
私も17つ目のWordを間違えて選択してしまい、もう一度初めからやり直す羽目になりました^_^;
ペアリングとは?
2つのレジャーナノSで1つの秘密鍵を管理することができます。秘密鍵というより「財布」と言ったほうが分かりやすいでしょうか。
これを「ペアリング」といいます。
ようは、1つの財布を2つのレジャーナノSで管理できるということです。
だから、もし1つのレジャーナノSが壊れたとしても、もう一つのレジャーナノSで仮想通貨の残高を確認したり、送金したりできます。
ただし、ペアリングはあまりメリットがないため、お勧めはしませんが、こちらの動画でペアリングについても解説しています↓
ということで、今日は「Ledger Nano S」の復元方法(リカバリー)を解説しました。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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